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ニュースリリース

2008年7月14日

転職サービスDODA
「採用マーケット最前線2008 -下半期版-」を発表
~旺盛な未経験者採用から一転、経験・専門性重視へ~

総合人材サービスの株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:鎌田和彦)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」<http://doda.jp>は、当社へ依頼のある公開・非公開求人と市場動向から2008年7月~12月の業界別中途採用動向を予想し、「採用マーケット最前線2008 -下半期版-」<http://doda.jp/guide/market/index.html>として発表いたします。

【中途採用マーケット概要】

~採用意欲は堅調を維持するも、選考基準は上昇~

2002年から続いてきた景気拡大を背景に、積極的に展開されていた中途採用ですが、サブプライムローン問題に端を発した景気の先行き不透明感により、年明け以降、全業種で採用傾向に変化が見られます。
企業側の採用意欲に大きな衰えはないものの、これまで高かった「未経験採用」や「大量採用」といったニーズは減少傾向にあり、経験や専門性を重視する「経験者採用」にシフトしていることから、採用企業の選考基準の上昇が想定されます。
転職希望者にとっては、採用のハードルが高くなる反面、自身の経験やスキルをどんな業界や企業で活かせるのかという「市場価値」を正確に知ることで、確実なキャリアアップが見込める時期でもあります。


【業界別中途採用マーケット動向】




【業界別動向詳細】

■IT・通信
~慢性的なエンジニア不足により、採用意欲は堅調~

IT・通信業界では、慢性的なエンジニア不足により、引き続き、採用意欲は堅調です。しかし、一部の外資系企業では、サブプライムローン問題による本国の不況が影響し、採用決定までの進捗スピードが低下。選考に対する採用担当者の慎重な姿勢がうかがえます。
加えて、コンサルティングファームやシステムインテグレーターをはじめ、業界全体では即戦力となる経験者採用にシフトしており、未経験でも実務経験に準ずる知識や意欲を評価する「ポテンシャル採用」は縮小傾向にあります。
その他の動きとしては、ここ3年ほど業界再編の動きが激しかった大手金融機関のシステム統合プロジェクトが終了を迎え、今後は、こうした金融機関の海外展開に向けたグローバルネットワーク構築が、新たな開発案件として採用ニーズに繋がっていくことが予測されます。

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■電気・機械・化学
~「積極採用」と「採用凍結」の二極化~

景気が低迷する中で採用が縮小しているという見方もありますが、新規の求人件数は昨年とほぼ同水準を維持しています。ただ、2、3年前と比較すると、選考過程において、技術力・ビジネススキルの見極めが厳しくなっている傾向にあります。
各企業で事業の選択と集中を進める中、注力分野で親和性の高いスキルをもった人材を採用したいという意図があり、「積極的に採用する会社・部署」と「採用を一時凍結する会社・部署」とに二極化しつつあります。このような中、採用を継続している企業には、特定の製品で抜きん出た技術を持っている、あるいは、高騰する原材料・燃料費などの価格転嫁がなされているといった要因を挙げることができます。
各地区の特徴に目を向けると、関西エリアでは、大阪湾岸で続く液晶パネル工場や石油精製装置の新設における新規プラント立ち上げプロジェクトに際して、設計や機械系エンジニアの採用ニーズが高まっています。また中部エリアでは、環境対策と原油高を背景に、自動車メーカーのハイブリッド系開発職の採用ニーズが高まることが予測されます。

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■建築・土木・不動産
~引き続き、法改正とサブプライムローン問題の影響~

不動産・建築業界では、2007年6月に施行された建築確認・検査の厳格化を柱とする建築基準法改正により、確認申請業務に大幅な遅れが生じる、あるいは着工まで至らないケースが増加しています。加えて、サブプライムローン問題の影響で、欧米の開発資金の国内流入が停滞しているほか、国内企業も設備投資を控えるといった状況が重なり、業界全体の景況感が停滞しています。
しかし、首脳国間によるコモディティへの投機資金規制への期待(※)や、中東・チャイナマネーの不動産市場への流入に対する期待から、市場悪化に歯止めがかかるのではとの見方もあり、中・長期視点で必要な人材の採用を継続する企業が増えつつあります。 一方、土木業界では、公共事業の縮小傾向に伴う将来的不安から、ゼネコンの施工管理などの職種で人材の流動化が強まる動きが見られます。
 業界全体の採用動向を見ると、企業に未経験者を育成する余裕がなく、求められるのは即戦力にほぼ限定されています。

(※)・・・コモディティとは、エネルギー(原油・天然ガス等)、貴金属(金・銀等)、非鉄金属(銅・アルミニウム等)、穀物(トウモロコシ・大豆等)など、国際市場で取引される一次産品やそれを加工した素材の総称。コモディティである原油や穀物価格高騰の原因は投機資金の流入という仮説があり、これを首脳国間で規制することでコモディティ価格の高騰に歯止めがかかり、建材単価、建築原価が下がり、最終的に一般消費者が「買う」「借りる」価格に反映され、需要が高まることが期待されている。

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■金融
~7月から12月にかけて高まる採用意欲~

サブプライムローン問題の影響と新卒採用シーズンが重なり、一時は鈍化していた金融業界の中途採用ですが、2008年下半期は大手企業から専門特化した中堅・中小企業に至るまで、採用ニーズが高まっていくことが予測されます。ただし、これまで活発であった「ポテンシャル採用」から「経験者採用」にシフトしていきます。
証券会社、銀行では、2008年春頃からプロジェクトファイナンスや投資銀行業務(※)を積極的に展開していることを背景に日本国内での採用ニーズ拡大に拍車をかけています。また、2007年12月に全面解禁された保険商品の銀行窓販によって、銀行だけでなく、生保各社でも採用意欲は堅調です。
加えて積極的な採用を展開しているのが、コンサルティングファーム各社。金融業界向けコンサルティング事業の強化に伴い、業界出身者を中心にポテンシャル採用、経験者採用ともに実施しています。このような動向を背景に、金融業界経験者にとってはキャリアの選択肢が広がっています。

(※)・・・プロジェクトファイナンスとは、企業の信用力や不動産に依存するのではなく、事業やプロジェクトそのもののノウハウや技術力に着目し、融資の意思決定を行う業務。投資銀行業務とは、企業の買収・合併の仲介や株式発行による資金調達などの金融サービスを提案・提供し、取引先企業の財務や経営課題の解決を支援する業務。

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■メディカル
~MRの「厳選採用」化とニーズの高まる臨床開発関連職種~

ここ数年、新卒・中途とも恒常的に大量採用を行ってきたメディカル業界ですが、必要なポジションに絞った「厳選採用」へと変化しています。その大きな要因として膨大な新薬の研究開発費を捻出しようと業界再編が続くことが挙げられ、しばらくはMR(医薬情報担当者)をはじめ、欠員補充に注力し、経験者を採用する程度に留まりそうです。
そのような環境下、採用ニーズの高まりが予想されるのが臨床開発関連職種です。その背景にあるのは2010年に集中する、大型医薬品の特許切れです。各製薬メーカーでは研究体制を強化し、新薬開発に資金を投入しています。新薬の認可を得る最終段階の臨床試験「治験」の質向上の必要性から、業務経験者はもちろん、薬剤師や看護師資格を持つ人材の採用意欲が高まっています。

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<転職サービス「DODA」について>
総合人材サービスの株式会社インテリジェンスが運営する「DODA(デューダ)」は、専任のキャリアコンサルタントによる「転職支援」とインターネットサイト上における「求人情報」という2つのサービスをワンブランドで展開する、新しい転職サービスです。サイトには厳選された豊富な求人案件が掲載されているほか、人材紹介会社ならではの過去実績に基づく個別性の高い情報提供を行うなど利便性の高いサービスを提供し、より多くの人と組織のマッチングを実現してまいります。

<株式会社インテリジェンスについて>
株式会社インテリジェンスは、1989年の創業以来 “人と組織を多様な形で結ぶ 「インフラとしての人材サービス」を提供し社会発展に貢献する“ という企業ビジョンのもと、人材に関する多様なサービスを展開。総合人材サービス会社として、幅広い求職者と企業に向けたサービスの向上に努め、より一層の成長を目指してまいります。
【提供サービス:DODA人材紹介、DODA求人情報、エグゼクティブサーチ、ファッション業界専門人材紹介、就職支援・採用支援、人材派遣、ITソリューションサービス、「an」サービス、「デューダ」サービス、「salida」サービス、組織・人事コンサルティング】

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