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ニュースリリース

2012年12月27日

株式会社インテリジェンス
中国法人、「転職市場レポート2012」を発表
日中問題で一時求人数減も、10月には回復 前年比6.7%プラスに

総合人材サービスの株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:高橋広敏)は、中国法人(上海本社)の転職サービスに寄せられた新規求人数をまとめた「上海 転職市場レポート2012」を発表いたします。

■ 全体概要
~ 前年比6.7%プラス 尖閣諸島問題の影響で一時ニーズストップも、10月以降回復

2012年1月~11月に、インテリジェンス中国・上海本社に寄せられた新規求人数は7,058件で、前年比+6.7%となりました。昨年は2月にあった旧正月が2012年は1月になったことで、1月の求人数は前年同月比マイナスに。その後は順調に推移しました。しかし、9月尖閣諸島問題における日中関係の悪化から、企業が出店および採用計画を一時的にストップする動きも見られ、前年・前月比共にマイナスに。10月に入り、今後の見通しもついたことで採用を再開した企業も増え、前年比+26.4%まで回復しました。11月には求人数は微減。2012年前半において大幅に採用人数を増員したことから、年内の採用活動を中止する企業も多くなり、採用ニーズが一服感を見せたようです。

■主な業種別
~ 衣料、化粧品、食品など中国マーケットを狙った「消費財」の進出が盛んな一年に

 2012年1月~11月の求人数の前年同月比を主な業種別にみると、最も伸びたのは「物流」系で前年比+25.6%。次いで「消費財」(+21.1%)、「貿易/販売」(14.9%)となりました。2000年代前半から中国に進出している自動車・電気・機械製品を中心とした「製造」は-1.1%と微減し、進出の一巡とともに採用も落ち着きをみせています。  今年はアパレルや食品など中国国内での販売を目的とした「消費財」の進出が相次いだ年で、8月には前年比2倍を超える求人が寄せられました。その影響で、商品の日中の行き来や現地での流通を確保するため「物流」「貿易/販売」の業務量が増加し、人材ニーズが高まる動きも起きています。

※図表は下記よりご覧いただけます。

(PDF形式 230KB)

■2013年予測
~ 2013年は「従業員の定着」が課題に サービス業の進出はますます増加

2013年は、飲食や小売などのサービス業の進出・事業拡大に伴う求人増加が見込まれます。一方で既に進出している企業でも、求人増加の動きはまだ続きそうです。日本同様に好調なEコマース、スマートフォン向けゲーム開発企業などIT業界のほか、メーカーでは、中国内で販売する製品の設計、製造の動きが2012年後半から高まりを見せており、この動きは2013年も続くと見込まれます。
また、新規進出が落ち着いた企業で次に課題となるのは「従業員の定着」です。いかに現地の従業員のモチベーションを高め、サービス品質を上げる評価や教育制度を整備するかが、良い人材の定着のカギとなります。日本と違う文化下で、どのような制度で社内を活性化させるかは、今後多くの企業にとって、成長のカギとなるでしょう。

【調査概要】
■調査期間 : 2012年1月1日~2012年11月31日
■調査方法 : インテリジェンスの中国法人、英創人材服務(上海)有限公司が運営する転職サービスに寄せられた新規求人数を集計

【インテリジェンス中国 求人データ属性】
<求人構成>
※求人数の約8割が日系企業

本件に関するお問い合わせ先

http://www.inte.co.jp/corporate/other/inquiry.html