サイト内の現在位置
  • ホーム
  • ニュースリリース
  • 意識調査
  • エンジニアのためのIT勉強会・セミナー情報サイト「dots.」2015年上半期の注目テクノロジーがわかる、エンジニア約19,000人が選ぶ「dots. ITタグランキングTOP30」を発表

ニュースリリース

エンジニアのためのIT勉強会・セミナー情報サイト「dots.」
2015年上半期の注目テクノロジーがわかる、
エンジニア約19,000人が選ぶ「dots. ITタグランキングTOP30」を発表
・1位「JavaScript」下半期に続きNO.1を獲得!
・2位「HTML5」Webとハードウェアの連携がいよいよ現実化へ
・4位「iOS」Swiftによる破壊的イノベーションがさらなる展開をみせる

2015年7月10日

エンジニアのためのIT勉強会・セミナー情報サイト「dots.」(ドッツ)を運営する 株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:高橋広敏)は、dots.サービスに登録している19,000人のエンジニアが選んだ「2015年 上半期 注目のITタグランキングTOP30」を発表いたします。このランキングは、2014年12月1日~2015年5月31日に、dots.ユーザーが「お気に入りタグ」として登録した技術言語、イベント形式等のタグを集計したものです。タグは、現在約310個の技術キーワードから構成されています。ユーザーは、興味のあるタグを「お気に入りタグ」に登録することで毎朝新着イベント情報を受け取ることができます。
調査結果の詳細はdots.サイトにて公開しております。
http://eventdots.jp/rankingpages/2015_first_half

【結果概要】

■ ランキングの結果、1位は「JavaScript」、2位「HTML5」、3位「jQuery」、4「iOS」、5位「PHP」。 「JavaScript」は、下半期に続きNO.1を獲得。3位に入る「jQuery」と併せて高い注目を集めている。

■1位「JavaScript」:2015年上半期も様々なプロダクト・アーキテクチャが登場し注目された。「React」や「Flux」、「Ember.js」、「bacon.js」等、ライブラリの選択肢は広がり続けている。穴井宏幸氏(リッチラボ株式会社 エンジニア)

■ 2位「HTML5」:Web とハードウェアとの連携が現実化。API の標準化・実装も進み、直接的に Web の進化に影響を与え始めている。小松 健作氏(NTTコミュニケーションズ株式会社 Webアプリケーションエバンジェリスト)

■ 4位「iOS」:強力で柔軟な言語仕様、堅牢で且つ可読性の高いコードを記述できる「Swift」の浸透や、AppleWatchの登場など更に幅が広がりを見せた半年となった。杉上 洋平氏 (Wantedly, Inc. Engineer)

■ 5位「PHP」:20周年を迎えた2015年。約10年ぶりとなるメジャーバージョンアップを控え、パフォーマンスの向上やモダン化に期待!藤本 真樹氏(グリー株式会社 取締役 執行役員常務 最高技術責任者)

【全体解説】

2014年下半期に続き、今回も「JavaScript」が1位という結果になりました。「JavaScript」はサーバーサイドの「Node.js」、データ可視化の「D3.js」等広い分野で利用されています。同じく前回に続き2位をキープした「HTML5」、そして前回7位から大きく順位を上げた3位の「jQuery」と合わせ、今後もリッチなコンテンツにますます活用されていくでしょう。
2015年に20周年を迎えた「PHP」は、前回の6位から順位を1つ上げ5位にランクイン。年末には「PHP 7」や「Perl 6」のメジャープログラミング言語のリリースが予定されており、よりパフォーマンス性の高いサービス開発に期待が高まります。また、前回より順位を落としながらも安定した根強い人気を誇っているのは、4位の「iOS」、8位の「Android」といったスマートフォンアプリ開発技術です。Apple Watchの発売により、今後もさらなる発展を見せていくことでしょう。
様々な発展があった一方で、2015年上半期も、不正アクセスやメモリリーク等のシステムトラブルが複数のサービスで発生しました。今後も、インフラからクライアントサイドまで、セキュリティ意識を更に強く持つことが重要視されていくでしょう。(dots.編集部)

【調査概要】

調査方法 2014年12月1日~2015年5月31日に、dots.ユーザーが「お気に入りタグ」として登録した技術言語、イベント形式等のタグを集計
ユーザ数 約19,000人


【項目別解説】

■1位「JavaScript」様々なプロダクト・アーキテクチャが登場/穴井宏幸氏(リッチラボ株式会社 エンジニア)
JavaScriptやフロントエンド開発界隈は相変わらず流行の移り変わりが激しく、2015年上半期も様々なプロダクト・アーキテクチャが登場し注目を集めました。
未来のJavaScript標準であるECMAScript(以下、ES)6/7を現代のモダンブラウザで動作するES5に変換するBabel(旧:6to5)が、CoffeeScriptなどのAltJSと比べ学習コスト・移行コストが低く、様々なプロジェクトで採用されました。それによって、今まで、一部のモダンなブラウザなどでしか使えず敬遠されがちだったES6/ES7のシンタックスをより身近に感じるようになりました。 先日、標準化団体ECMA Internationalから ES6の正式な仕様が公開されたことで、今後、ブラウザなどでの実装が進むことが期待されており、classやarrow functionなどがJavaScriptの「当たり前」になる日も近いです。

フロントエンド開発では、昨年末から、Facebook社製のライブラリReactと、同社が提唱しているMVC、MVVMに代わるアーキテクチャFluxの勢いが凄まじく、勉強会やブログなどで連日その話題が取り上げられる一方で、2系から仮想DOMを取り入れるEmber.jsや、2系が具体化しつつあり人気を少し取り戻したAngular、FRP(関数型リアクティブプログラミング)ライブラリのbacon.jsなどなど、フロントエンド開発での選択肢は広がる一方で、開発規模や案件に応じて適切に技術を選定する力が今後も重要となりそうです。jQueryが3位に入っているようですが、フロントエンド開発が複雑化する一方で小規模な開発ではまだまだ需要があるということではないでしょうか。

■2位「HTML5」Webとハードウェアの連携が現実化/小松 健作氏(NTTコミュニケーションズ株式会社 Webアプリケーションエバンジェリスト)
昨年10月のHTML5の勧告化以降、Web標準は様々な利用シーンで利用される技術として、様々な業界へと広がりを見せています。
例えば、音楽業界では Web MIDI API により、各種電子楽器とWebとをミックスしたサービスが可能になり、またテレビ業界では Presentation API によりWebを用いたセカンドスクリーンサービスが現実になろうとしています。 Web とハードウェアとの連携シナリオは、これまでも叫ばれてきましたが、それが現実化したことで Web 開発者の業務エリアは今後一層広まっていくことでしょう。
もう一つの興味深いトピックとして、Extensible Webがあります。これは、Web標準としては低レイヤのAPIを提供し、高レイヤの開発者フレンドリーなAPIはWeb開発者自らが提案・開発していくことでWebを更に発展させようというアイディアです。 Web Components や Service Worker, WebRTC などこれを具体化する API の標準化・実装も進んでおり直接的に Web の進化に貢献することが可能になってきています。
新たなステージへと移り変わろうとしている HTML5。それを支えるのは、この記事を読まれている皆さんです!今後も要注目です!

■3位「jQuery」※1位「JavaScript」で総括

■4位「iOS」Swiftによる破壊的イノベーション/杉上 洋平氏 (Wantedly, Inc. Engineer)
センセーショナルなSwiftの登場以後、ObjectiveCエンジニアから見るとSwiftへの移行は痛みを伴う破壊的イノベーションであるにも関わらず、多くのエンジニアが果敢にチャレンジしこの短期間で一気に浸透してきました。
その背景にはSwiftによるコーディングの楽しさも然る事ながら、強力で柔軟な言語仕様、堅牢で且つ可読性の高いコードを記述できるなど開発において多大な恩恵を与えている点と言えます。 さらに世界中のエンジニアによる多様な試みと知見によって、Swiftの特徴を十二分に活かしたライブラリの開発や、新しい思想に基づいた設計指針がアプリ開発手法の新境地を切り拓こうとしています。
今後このようなパラダイムが複雑の一途を辿るユーザ体験(状態管理)を自分の手の中でしっかりとハンドリングして開発を進めていく一助となることでしょう。 またSwiftのオープンソース化、AppleWatchの登場などiOSエンジニアの活躍の場も広がりを見せる半年でした。

■5位「PHP」20周年目の躍進!さらなるモダン化に期待/藤本 真樹氏(グリー株式会社 取締役 執行役員常務 最高技術責任者)
2015年は、PHPにとって20周年という記念すべき年となりました。
2014年前期はhackの話題で賑わったりもしましたが、1年を通してみるとcomposerの普及やそれに伴いPSRや各種Webフレームワークのモダン化が一気に進み、今まではどうしてもレガシー開発のイメージが多かったPHPが躍進した年だったといえるのではないでしょうか。
また、CakePHP, CodeIgniter, FuelPHP, Laravel, Symfonyをはじめとした各種フレームワークは変わらず活発に開発が行われ、またAuraのようにまた新たに話題になるフレームワークが存在するなど、引き続きコミュニティも広がっています。 更に2015年後期にはPHP自体も約10年ぶりとなるメジャーバージョンアップを控えていますが、データ構造や言語仕様に大幅に手が入っており、言語自体のパフォーマンスの向上やモダン化に期待を持てます。
2014年はPHPを取り巻く環境の変化の年でありましたが、2015年にPHP 7のリリースが順調に行われれば、さらなる発展が期待できます。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社インテリジェンス