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ニュースリリース

2012年12月20日

求人情報サービス「an」調べ
2012年11月 アルバイト平均時給 全国平均968円
〜「フード系」11カ月連続前年比プラスに〜

株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:高橋広敏)が運営する求人情報サービス「an」では、求人情報メディア(PC・モバイル・スマートフォンサイト、有料求人誌、フリーペーパー)に掲載された求人広告から173職種(※)について、平均時給を分析しています。2012年11月の結果がまとまりましたのでお知らせします。

※調査は2002年より行っております。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報部までお問い合わせください。
※「an」で実施しております意識調査や求人情報に関するデータは、採用企業向け情報サイト「anレポート」<http://weban.jp/contents/an_report/>にて公開しております。

【 全体 】 〜 平均時給 968円。前月比6円の減少、前年比11円の減少
2012年11月の全国平均時給は968円(前月974円、前年同月979円)で、前月比で6円の減少、前年同月比では11円の減少となりました。

【 エリア別 】 〜 関東、関西、東海の3エリアで前年比マイナスに
2012年11月のエリア別平均時給は、関東エリアが1,020円と最も高く、次いで東海エリア(986円)、関西エリア(957円)、九州エリア(840円)、北海道エリア(838円)の順となりました。対前年増加率は、北海道エリア(+3.5%)、東海エリア(+3.1%)がプラスであった一方、関東エリア、関西エリア(ともに-1.7%)、九州エリア(-0.2%)の3エリアでマイナスとなり、全体では-1.1%となっています。

【 職種別 】 〜 「フード系」「事務系」「運輸系」で前年比プラスが続く
2012年11月の職種別平均時給は、「専門職系」(1,118円)が最も高く、次いで「運輸職系」(1,106円)、「事務系」(1,013円)、「サービス系」(994円)、「技能・労務系」(952円)、「フード系」(935円)、「販売系」(900円)と続きました。 対前年増加率は、「フード系」(+1.1%)は11カ月、「事務系」(+1.2%)は7か月、「運輸職系」(+10.1%)は6カ月連続でプラスでした。一方、先月まで16カ月連続で前年比プラスだった「技能・労務系」(-1.3%)がマイナスとなったほか、「専門職系」(-6.2%)、「販売系」(-2.9%)も3カ月連続でマイナスとなり、全体では-1.1%となっています。

※詳細資料やグラフは下記よりご覧いただけます。

(PDF形式 517KB)

【2012年 アルバイト採用市場まとめ】
■外食、小売の出店ラッシュで採用ニーズ膨らむ

2012年に入り、外食業界や、コンビニをはじめとする小売業界では震災の影響で休止していた出店計画を一気に再開しました。更に、首都圏では渋谷ヒカリエや東京ソラマチをはじめとした話題の大型商業施設のオープンも相次いだことで、上半期は、飲食・小売業界でのオープニングスタッフの採用が急増しました。その影響による業界全体の採用難により、時給を上げて人材を集める企業も続出。特にフード系職種は、1月に920円だった平均時給が11月には935円まで上昇し、過去最も時給の高かった2008年の940円台に近付いてきています。

■EC関連の採用が活況に
これまでもインターネットショッピングの普及に伴い好調だったEC業界ですが、2012年はフード系やスーパーマーケットでのデリバリーサービスも広がったことで、関連業界での採用が活況となりました。配達物の仕分け・梱包スタッフの含まれる技能・労務系職種は、2011年7月〜2012年10月まで16カ月連続で時給が前年同月を上回り続けています。そのほか、実際に配達を担当する運輸系の職種でも時給が上昇し、過去最高水準となっています。
加えて、コールセンター(事務系)についても、EC業界の活況を下支えするタブレット端末やスマートフォンなどの新作が2012年に多数発売された影響で、ユーザーサポート業務のニーズが高まり、今年後半から時給が前年同月を上回る月が続いています。

【2013年 アルバイト採用市場予測】
■引き続き、EC関連の採用ニーズは高騰 外食、小売業の人手不足も継続

2012年も活況だったEC事業ですが、直近コンビニでも宅配事業を強化する動きがみられており、引き続き関連職種においては採用ニーズの高まりが予想されます。
また、2012年出店ラッシュに沸いた外食、小売業界では、2013年は大型の商業施設のオープン予定は減少するものの、郊外型スーパーが都心へ小型店を展開するなど、新規出店は継続する見込みです。そのため、引き続き人手不足は続くと考えられます。

■時給に頼らない労働環境の魅力発信が採用のキーに
アルバイト市場では、今後も採用難が続くことが見込まれますが、オープン時の店舗をはじめ、アルバイトであっても成長意欲をもち自ら工夫し行動できる人材が求められる現場が増え、採用要件は上がっています。採用現場からは「時給を上げても、思い通りの人材が採用できない」という声も聞こえてきています。人手不足の売り手市場においては、時給のような条件面だけでなく、評価制度や職場環境等の“ソフト面”の強化をし、働く場所としての魅力を発信していくことが採用力に大きな差を生みそうです。

本件に関するお問合せ先

http://www.inte.co.jp/corporate/other/inquiry.html