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ニュースリリース

2009年3月24日

インテリジェンスのITソリューションサービス
顧客先常駐エンジニア向けに、シンクライアントでSNSを提供
〜TISの「SKIP」を採用、エンジニア社員のナレッジマネジメントを促進〜

総合人材サービスを展開する株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:高橋広敏)は、ITエンジニアの派遣、システム開発・保守運用の請負サービスを手がけるインテリジェンスのITソリューションサービスにて、顧客先に常駐しているエンジニア社員が利用しているシンクライアント上で、新たに社内SNSを導入しました。本社サポートスタッフを含め、SNS利用対象者は1,500名となります。

今回導入したシステムは、システムインテグレータのTIS株式会社がオープンソースとして提供する企業内情報共有ソーシャルウェア「SKIP(スキップ)」をベースに、当社システム関連グループ会社・株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(以下、IBS)により開発されたものです。シンクライアントというよりセキュアな環境下で、首都圏各地で勤務するエンジニア同士のコミュニケーションを支援し、ナレッジマネジメントの促進を通じてサービスクオリティの向上を目指します。

【施策概要】

今回のSNS機能の利用対象者は、ITエンジニアの「特定派遣」、システムの保守・運用業務を中心としたアウトソーシングを手がける「テクニカルアウトソーシングサービス」、システム開発・運用の請負サービスを手がけるグループ会社「IBS」の正社員エンジニアおよび本社サポートスタッフ、合計約1,500名で、2007年より導入しているシンクライアント上にて起動することで、セキュリティーレベルの高い環境下で情報共有を行うことが可能です。エンジニアをサポートする本社スタッフは、社内LAN上でアクセスすることができます。

全対象者が個人のマイページをもち、現在の所属プロジェクト、前職や過去経験したプロジェクトのほか、趣味などプライベートな情報も含め個人プロフィールを公開し、利用社員がキーワード検索にて、質問したい内容に詳しい社員や、同じ趣味をもつ仲間など、該当する社員を探せる機能を強化しています。

さらに、様々なテーマで自由にコミュニティーを立ち上げることができ、普段は業務上でかかわることのない社員同士のコミュニケーション活性化とともに、更なるナレッジ共有の促進が期待できます。

【開始背景】

—帰属意識の醸成による、優秀なエンジニアのエンゲージメントが課題
景気低迷を受け、足元のIT関連サービス需要は多少の落ち込みがあるものの、長期的には、少子化による労働力人口減や、学生の“理工系離れ”による技術者不足が回避できない状況にあり、会社として優秀なエンジニアのエンゲージメントを行っていくことが重要です。しかし、エンジニア社員は1〜数名単位で顧客先に常駐するケースがほとんどで、会社と個々の社員、および、社員同士の関係性が希薄になりがちであることが課題となっています。

インテリジェンスでは、エンジニア社員が長期安定的に、モチベーション高く業務に集中できるためのサポート体制強化を重視しており、これが結果的に、顧客へのサービスクオリティ向上へつながると考えています。

—2002年より、ナレッジマネジメント促進に着手
顧客のビジネスを成功に導く本質的問題解決を組織として行っていくために、全社員のナレッジの共有・蓄積が欠かせないと考えており、ITソリューションサービスでは2002年よりナレッジマネジメントシステムを導入し、コミュニケーションとナレッジ共有を促進してきました。しかし、近年の組織拡大への対応とともに、よりセキュアな環境で、よりユーザービリティの高いシステムの導入が求められていました。

—「Know-who」を重視した、TISの「SKIP」を採用
個人に蓄積された暗黙知のナレッジを、機密情報の漏洩防止や分かりやすさに留意しながらドキュメント化することは工数がかかる上、ITの技術革新のスピードの中で早期に情報が陳腐化してしまうリスクもあります。そのためシステム選定では、可視化されたナレッジの共有のみならず、Know-who(社員個々の得意分野や経験値など)の共有を重視。共通の興味・目的を持った社員同士の気軽な質問や回答による「暗黙知の可視化」と、オンラインでのやりとりが対面交流の機会へ発展することによる「人脈形成、暗黙知の共有」の支援が重要と考えました。

そこで今回のシステム選定では、「Know-whoの共有」のコンセプトをベースとし、自社での開発・運用実績のある、TISのオープンソース「SKIP」を選択しました。開発に当たっては、SKIP事業を展開するTIS社内ベンチャーカンパニー「SonicGarden(ソニックガーデン)」のサポートを受けました。

【今後の展開】

—社内での開発・利用実績を踏まえ、SKIPの開発支援も
今回の開発支援を担当したIBSでは、比較的スピーディな開発が可能なフレームワークRuby on Railsを用い、ユーザの声を柔軟に取り込みながら作るアジャイル開発という手法を採用しました。オープンソースのSKIPを選択したことで、当社独自の要望を反映したシステムを低コストかつ短納期で実現することができました。

今後IBSでは、当社での開発・運用実績を元に、お客様のご要望に合わせたSKIPの導入支援サービスを提供していく予定で、料金は、IBSが開発した標準テンプレートを活用した場合、200万円〜となり、同様の他社製品導入の場合と比較して、コストが1/5以下になると想定しています。

【SNS機能概要】

■対象者
正社員エンジニアおよび本社サポートスタッフ 1,500名
(特定派遣:150名、テクニカルアウトソーシング:1,000名、インテリジェンス ビジネスソリューションズ<インテリジェンスシステム関連グループ会社>:250名、本社のサポートスタッフ 100名)

■導入開始
2009年3月〜

■使用方法
既に導入されているWebベースのシンクライアント内もしくは社内LANで、ブラウザを立上げてログイン。ActiveDirectory連携により、他の既存システムと同じID・パスワードによるログインが可能。

■主な機能(抜粋)
<マイページ>

・プロフィール登録、紹介文
⇒現所属プロジェクト、過去に担当したプロジェクト、前職、趣味などを個別に登録可能
⇒プロフィールには過去の投稿記事や所属グループなどを自動表示。興味・得意分野を把握できる
⇒知り合いが相手の紹介文を書く「紹介文」機能を装備、人脈を可視化
・個人ブログ
⇒閲覧した他の社員がコメントや質問を書き込むことが可能
・グループ掲示板
⇒技術・業務関連から趣味の話題など、様々なテーマで自由にグループ掲示板を作ることが可能
・新着情報の選別・取得
⇒カテゴリ別に新着一覧を分け、関心のあるカテゴリから容易に新着情報を取得可能
⇒あらかじめ指定した社員・グループからの新着を、自動的にキャッチして件数表示する「アンテナ機能」を装備

<検索メニュー>
・Know-who検索
⇒キーワード検索で、知りたいテーマの専門家や、共通の資格・趣味などをもつ人を探すことが可能
・全文検索
⇒添付ファイルも含む、システム全体に対する全文検索が可能
⇒情報分類を表す「タグ」とキーワードの組み合わせにより、容易な絞込み検索を実現
・グループ検索
⇒キーワード検索で、知りたいテーマを取り扱っているグループを検索することが可能

<「SKIP」について>
SKIPとは、TIS株式会社が開発したオープンソースの企業内個人のナレッジの共有・ファシリテートを実現する企業内情報共有ソーシャルウェアです。主な機能に、現場で働く社員による「気軽な」情報発信ができるブログ機能やグループ機能、蓄積された情報から「手軽に」ナレッジを取り出すことのできる全文検索機能などがあります。また、エンタープライズでの導入を前提としているため、「最小ステップで情報にたどり着ける」「お友達機能が存在しない」などの特徴もあります。
TISでは2008年11月よりSKIP関連事業を推進するための社内ベンチャーカンパニーとして、SonicGarden(ソニックガーデン)を立ち上げ、SKIPのサポートサービスおよびSaaS提供などで、3年で300社への導入を目標としています。SonicGardenが運用しているSKIPサービスは、以下URLをご参照ください。http://www.skipaas.jp/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社インテリジェンス